マップL〜Nの保存樹林
 野火止用水に添って南側に武蔵野の面影を残す雑木林が続いています。
東野火止橋から野火止橋の区間は
都所有樹林と市保存樹林は一帯になって 歴史環境保全地帯に指定されています。

昭和40年代には小平監視所下流の玉川上水とその分水である野火止用水の水が
ストップされて、水路は無残に荒廃し流域付近も荒れて土ぼこりが酷く生活し
にくかったそうです。

50年代になって雑木林は半分ほどに減ってしまいましたが、関係住民や自治体の
努力が実り、昭和59年(1984)8月21日、生活排水の高度
処理水ながら“清流”が
復活しました。


以後、水路堤や宅地が整備され住環境も快適になったそうです。

野火止用水がよみがえった時の式典の盛大さ、私有地の地主さんは府中に
お住まいとか…雑木林北側に住む散歩中の方から、ここ40年来の歴史を聞
きながら、一緒に森林浴を楽しんできました。
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