マップOの保存樹林
西武国分寺線鷹の台駅から西へ徒歩4〜5分、玉川上水と新堀用水がアベックで
流れる新小川橋上流の北側に広がり、地域の歩みを留める保存樹林。

両水路の間を走る緑道は白梅学園や創価学園、武蔵野美大、朝鮮大学校の通学
路であり、隣接した住宅街の生活道路として利用されていますが、新堀用水にか
けられた板橋を渡ると、かつての武蔵野の雑木林が!

通り抜ける人々で踏み固められた小道に注ぐ木漏れ陽の下で蝶や蜂、蜘蛛たちが
彼らの営みを勤しんで…。

樹林内には明治初期に設置された水車の回し掘の「築樋跡」と水輪をかけた「海老
樋跡」が残っていますが、開拓の手が入る以前の笹地に覆われた原野の姿も。

新小川橋北西詰めにある小島米穀店の敷地内に水車小屋があり、昭和25年頃ま
で稼働した名残が「水車通り」と歩行者専用の「水車橋」の由来に。
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2008年10月作成
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