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アクセス:西武拝島線東大和市駅から 徒歩2分 |
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小平市の西北端にある東京都薬用植物園は昭和21年に開園。製薬や漢方、民間薬に
使われている薬草、ハーブや染料、食品添加物原料・となっている植物などの
栽培育成や試験、利用法などの研究を目的に開設された施設です。その
蓄積された技術や資料、保存種子などで全国でも有数の存在です。
また日本では栽培が禁止されているケシも試験目的で育成され、その姿や
四季折々の花が楽しめる植物園として一般公開されていますが、その
役割や事業は知っているようでいて、知られてない施設でしょう。
園内の春咲きの花を楽しみながら、薬事資料館を見学したり、
栽培担当係長の鈴木幸子さんからお話を伺いました。
昨年、この薬用植物園が閉鎖されるかもしれないと危惧されましたが、
今年2007年4月から栽培や園内ガイドなど一部業務を民間委託して、
東京都健康安全センターの付属施設として、主に違法ドラッグや
健康食品の安全性の試験検査に力を入れることに!
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鈴木栽培担当係長の話では、園内約3.1ヘクタールに約1,670種の植物が
栽培され、日本で薬用に使われている植物は殆ど収集されています。
欧米を中心に世界の主だった植物園や大学などの研究機関と種子の交換も
しています。植物の原生地を守り、外来種の繁殖などを防ぐための国際条約に
より、植物の持ち出しは厳しく制限されているためです。
今年度から新規スタートした同園の主な事業は、今、社会問題になっている
薬物乱用防止と健康食品と称する食品による健康被害の防止のための
研究と試験検査という、健康と安全対策の最前線の課題に取り組むことに
なっています。
また、医学・薬学・看護学生の研修実践も大切な事業です。
高齢社会に対応して薬品や健康へ関心・正確な知識情報を伝えるために、
パネル展示と説明会、薬草見学会や薬草教室などのイベントも数多く
多彩に開催。薬事資料館は土日曜も開室することになりました。
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園内マップへ
詳細は各画像をクリックして下さい
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