昭和20〜50年オールド・デイズ

昭和20年代の終わり頃に鷹の台駅付近に移り住んだ人の話によると
「駅の前に地元の農家がやっている八百屋が1軒あったきり。西武
国分寺線の線路の東側には
()大日本蚕糸会蚕糸科学研究所の桑
畑が一面に広がり、その東側に津田塾大学校舎の赤い屋根が
ポツンと。玉川上水の両サイドはほとんどが雑木林か畑地で、
雨が降ったら駅前はぬかるんで大変でしたよ」

右上に白く見えるのが西武国分寺線の電車らしい。
中央公園・市民総合体育館開設までの略歴
昭和15年(1940)3月:中央公園の敷地一帯を占めていた財 団法人日本蚕糸会蚕糸科学研究所小平養蚕所がこの地に設立。生糸および絹に関する研究は淀橋区(現在の新宿区)で、小平養蚕所では蚕と桑の研究 を実施。
昭和17年(1942)5月:社団法人大日本蚕糸会と合併して、新しく財団法人大日本蚕糸会蚕糸科学研究所としてスタート。小平養蚕所は小平支所と改称され、蚕と桑の研究・品種改良などの事業を戦中戦後も継続。それらの研究の中心的な役割を果たしてきた。
昭和47年(1972):同蚕糸科学研究所小平支所は茨城県稲敷郡に移転。蚕品種研究所と改称された。
昭和52年(1977)8月:その跡地に小平市立中央公園の一部開園。
昭和57年(1982)4月:中央公園グラウンド・テニスコートオープン。
昭和60年(1985)4月:市民総合体育館オープン。

*中央公園の東側の武蔵野の面影を留める既存樹林は現在も(財)大日本蚕糸会所有地で、東村山〜府中間に建設工事中の都市計画道路予定地(通称3・3・8号)になっている。

たかの街道付近から
アスレティック遊具が小学生に人気
親子づれで幼児を遊ばせる姿が目立つ

   
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