総合体育館前のイチョウ並木もそろそろ色づく季節。
ある日、地方に住む幼馴染を玉川上水沿いを歩いて中央公園へ
案内したら、「まあ!外国に行ったみたい!」と感動され、「玉川上水と
連動した景観が素晴しい」と、羨ましがられました。

身近にあると、その素晴しさに無関心になってしまうのかもしれません。
で、この1年おりおりに撮影した写真をセレクトして、言葉では
表現しきれない中央公園のランドスケープを。

春休みには近所の子どもたちが桜の下で、宝探しをやっていました。
初夏に立ち寄った時には、シルバー世代が木陰のベンチで
おしゃべりや読書をしている前を津田塾大生が颯爽と。

11月末から12月初めにかけて、噴水池の周りのイチョウ並木はまさに黄金色。
その落ち葉に埋め尽くされた池面に映る蒼い空。大量の落ち葉の処理
を考えると、気が遠くなりそうですが…。

毎年、秋には武蔵野美大生による野外彫刻展も。
築山ではテナーサックスやオーボエの練習風景も見られました。


400メートルのトラック、サッカーコート、軟式野球場などが整備され
ている総合グラウンドの周囲に植わっているソメイヨシノは、隣接した
津田町自治会からの寄贈だそうですが、植樹されて四半世紀

あまり、成年樹に達して見事な花を咲かせ、桜葉の紅葉も
アスリートたちに声援を。青銅色の体育館のドームが
エキゾティックなムードを投げかけて…。

「もっと前へ出ろ!よし取っ組め!」「やっぱりな、オレのが強いだろ」
中央公園の北部にある児童公園の傍らで、二人の幼児がカマキリ
に相撲をとらせていました。「でっかいカマキリだね、どこで買ったの?」
と、話しかけると、「この辺になんぼでもいるよ。名人なんだよな、オレたち」

まだ、中央公園付近にカマキリがいて、捕まえて遊んでいる幼児たちの
姿に、未来が少し明るく感じられました。

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