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小平市内の橋マップ |
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昭和40年(1965)に終点の淀橋浄水場の閉鎖に伴い、小平監視所から 下流の水路が導水路としての役割を終えて以後、小平市域の玉川上 水堤は緑豊に見えても、水路の壁面の崩壊はすさまじく 痛々しいものがあります。 300有余年の現役時代には水路の首辺りまで水嵩があり、その水 によって壁面(関東ローム層)の赤土は粘着質を保っていました。 が、20年近い空堀状態が続き、“清流復活”以後も、底30センチ くらいの高さまでしか水が流れていませんから、壁面は粘着質 を失ってボロボロ状態です。 厳寒期の夜間には赤土内のわずかな水分が凍結して、夜が 明け陽が射してくると、霜が解けると同時に水分の蒸発で 赤土はますますボロボロになり、崩壊はさらに進んでし まう悪循環を繰り返しているのが現状です。 さらに、水路の草刈りなど保全を欠き、水量が落ちた壁面 には潅木類が根付き、大木化して、水路の原形は失われ てしまっています。壁面にしがみついて大木化した 根が、壁面の崩落とともに露出している惨状を 何とかしなければ…それが現在の課題でも。 |
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Hもう一つの玉川上水の見所 | |||||||||
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